最近立て続けに境界争いの相談を受けました。
わずか数センチを出たの引っ込めたのという争いです。 狭い土地に軒を接して家が建っている都内では、数センチというのも貴重なのでしょう。
しかし、よく話を聞かせていただくと、この数センチというのは、感情の隔たりの長さのように思えてきました。 両当事者から別々に話を聞くと、境界とは関係のない相手の悪口を、もう我慢がならないといった感情の波に乗せてまくしたててくるのです。
失礼な言い方ですが、境界争いで「霧中」の皆様全員が非常に悪いお顔つきです。
近隣者間の争いは、生活に根ざした人間関係の争いで、日常的なストレスの連続ですから、顔つきにも反映されてしまうのでしょう。 玄関を閉める音、犬の鳴き声、洗濯機の音、物干しの位置が景観上ゆるせない、ゴミの出し方が悪い、木の枝が境界線を越えている、以前奥様が近所中にうちの悪口を言いふらしたとか、お隣の生活行動全般が耐えられないというわけです。
話し合いで解決なんてとてもできる状態ではないから、法律的になんとか解決をということになります。
調停で解決できるといいのですが、感情が優先してしまうと、不調になることも多いようです。 莫大な費用と時間をかけて裁判官に境界を確定してもらうより他ないでしょう。
なるべくお隣とのトラブルは避けたいですね。
次回は、境界上に塀を設置する際の注意を書いてみます。 |
|
|