元気出して、生保さん


 高齢者がお金を使わないことが消費の伸びない一因だそうです。使わないのは、使えない
からです。もし、今あるお金を使い切って死ぬときにゼロになるなら、先が不透明な高齢者
でも、安心して財布のヒモを緩めます。それには死ぬまで安心してお金を使える年金保険を
作ればよいのです。

 
スイスの保険会社が提供している商品によいのがあります。 例えば、高齢者が一時金で
3,000万円の終身払いの年金保険を購入します。死ぬまでの年金を年4回保証して、こ
の3,000万円を使いきります。この保険は健康診断もいらないし、98歳まで加入する
ことができるそうです。年利2パーセントを保証し、運用次第でプラスの分も加算され、そ
のうえ解約自由、元本の3,000万円を使いきらないで死亡した場合は、残額を契約時に
指定した遺族に返還するということです。元本3,000万円を使いきってもそこは保険、
死ぬまでいままで得ていたのと同額の年金を保証してくれます。ジョイントで、2人まで加
入できるので、一方が死亡しても、もう一方が死亡するまで、2人で得たのと同額の年金が
支払われます。

 
アメリカの保険会社の社長にこの話をしたら、アメリカにはもっと使い勝手のよい商品が
あり、オーダーメード的に対応してくれるとのことでした。アメリカ人は老人ホームに入る
前にこのような保険商品を購入するそうです。
 なぜ、スイスやアメリカにできて、日本の保険会社にはできないのでしょうか。
できない
理由を挙げるのは簡単でしょう。それで済ませているから結局なにもできないのです。自分
で働いたお金を使い切って死にたいという人の要求に真剣に応えようとすれば道は開けるは
ずです。魅力ある商品を開発しようとする意欲をなくすと、生保さん死にますよ。


 



 

 

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